なぜ「色覚異常」「色覚障害」「色弱」などではなく「色盲」なのか?

色盲の人にもわかるバリアフリープレゼンテーション法内。「障害である」「異常である」と云う無意識の決め付けが一番質が悪いということ。以下の文章も興味深い。

「障害」という言葉に関しても「害」という字の持つ意味に関して考えさせられます。もともと「障害」は仏教用語の「障碍」(しょうげ)でありますが、現在では当て字で「害」が使われています。「碍」は「碍子」に使われるように妨げる、邪魔をすると言う意味で、「害」のような悪いニュアンスはありません。しかし常用漢字の関係で「障碍」を「障害」に置き換えてしまったため、「害がある」「有害である」という悪い意味が入ってしまいました。