田村ゆかり「片想いルーレット」
「十六夜の月、カナリアの恋。」3曲目。冒頭からウィンドチャイムとストリングスが盛大に鳴る。大久保薫の仕事の中でも上位に入るであろう出来の良い曲（編曲やってないのに）。豪華に楽器を投入した広がりのある編曲で、大久保薫編曲ではないけど大久保薫的というか、良い仕事だ。情報なかったら大久保薫編曲だと思ってた。
全般的に、一本通ったストリングスがテンションを引っ張っているのがナイスだ。曲の構成が凝っていて、ブリッジみたいなところで繰り返される♪とぅーるっとっとぅーの使い方が面白く印象的である。サビのメロディとストリングスが不思議な進行をしててとてもよい。全編通して、ストリングスとギターの合わせ方がかっこええ。
関係ないけど、
甘酸っぱい いいちこのいたずらみたい
って聞こえますよね、これ‥‥。
