Pizzicato Five「日曜日の印象」

PIZZICATO V / BELLISSIMA!の六曲目。

僕の何もかもが 嫌になった日曜の午後 二時半過ぎ
ひどく時間かけて バスルームで髭を剃ってた
年を取って ずるい顔になって ただひどくくたびれてる 鏡の中の
ありふれた男 ありふれた話 ありふれた日曜の午後

良い歌詞過ぎる。後半行くと、更により一層死にそうに暗くなる。
こんな暗い歌詞なのに、リズムはノリが良く、メロディはどこかキャッチーで、田島貴男は乾いた声で淡々としたつかみ所のない歌い方をしている。ホーンが合いの手風に軽く入ったり、ストリングスが綺麗に盛り上がったりもする。総合して、とてもいい歌と云わざるを得ない。
日曜日の午後に聞くと、ムード出ますよ。
♪バスルームにー、鍵をかけたままでー、もう誰も僕に会えないー