永野護「ファイブスター物語」11巻 ISBN:4048535692

久々々々の新刊。一応Newtype誌連載を追っていた自分でさえ余りに久々すぎて、この直前にどんな話やってたのか忘れている(永野護の連載はいつから再開するのだろう?)。その分、話を新鮮に読めた気もするが。いつものことながら加筆部分もかなり有るようでこんな話だったのかと思うことも多い。確かに面白いさ。読み返す毎に何かしら発見があるさ。しかしこの進捗の遅さはそれだけで理解を阻害する。設定も人物関係もわたしの脳内からどんどんロストしている。ちゃんと覚えていてついていけている奴ってどれくらいいるンだ。
ついでに云えばプラスチックスタイルは好きじゃないンだ。例えば巻末デザインのイカロスは股間もっこりしており驚異と云うほかあるまい。まあこれはどうでもいいことだが。
巻末のこの良く分からンの‥‥。噂システムに聞いていたマモー風少女まんがとはこれであろうか。確かに(今のところ)存在意義が分からンが、ナイアス・ブリュンヒルデ(ブーレイのパンモロ騎士)とノンナ・ストラウス大司教(偵察してた人)が出ている以上、何らかの形で本編に繋がるものなのであろう、たぶん。
ところでワスチャ天照って本編に出てきたンだろうか。‥‥まさかこの巻末少女まんがの主人公か? なンかたれ目だし、金髪っぽいし‥‥。あとオカッパ、変なヒゲ、でかい鼻の穴、アイオ・レーンは予想以上に濃いオッサンだった。こんな人だったっけ。メヨーヨに随伴してるパイドル卿の方が格好いいぜ。
ピッキング・ハリスにクラカラインとベルクトが仲良く懐いている様子が微笑ましかったです。押忍。
あれ、TOKYOPOPでさえ飛べたISBNコード打ちが効かない。どうも4/21現在未だにamazonに登録されていないようだ。