佐島勤「魔法科高校の劣等生 (16) 四葉継承編」

前から薄々思っていましたが、作者の人、近親相姦好きすぎ! なんとしても兄妹くっつけるという強い意志を感じる‥‥。相当売れてるシリーズだと思うんだけど、冒険、感じる。ロマン、感じる。合法! 合法です! 達也さん「この近親相姦はセーフだから」 読者…

佐島勤「魔法科高校の劣等生 (15) 古都内乱編 (下)」

この作者の持ち味であるネチネチした会話シーンがあり、復調している感を受ける。てか、ダブルセブン編と二年生九校戦編は本当にひどかったので‥‥。 感情を亡くしたお兄様が唐突にホモフォビア的な怒りを発露するのが割と意味不明だった。異性に向けられる情…

佐島勤「魔法科高校の劣等生」 (13) スティープルチェース編

一年生の時の九校戦はあんなに盛り上がってたのに。今回のこの二年生版はほとんど九校戦の描写もなく、あっさり駆け足でオワタ。そうでなくても話として盛り上がりに欠けており、薄味で物足りない。前半ちまちま話進んでいたのと、後半大会するバランスが取…

築地俊彦「艦隊これくしょん -艦これ- 陽炎、抜錨します!」2巻

いま、嚮導艦がモテる。陽炎さんは説得力のあるモテ。 不知火はなかなか魅力的なかかれ方をしていた。陽炎さん不知火好きすぎ。だが、公私の区別はつける陽炎さんだった(モテ)。一巻から引き続きのチームメンバーもキャラがよく書けていた。皐月ちゃんが脳…

日本海軍「艦これ」公式作戦記録

艦これの副読本として興味深く読める。わたくしは事前に「はつ恋連合艦隊」を読んで大戦付近についてぼちぼち学習しておりましたが、こっちはこっちで聞いたことない戦闘がたくさん記述されている。 昔の本は図版が白黒だったりして独特のとっつきづらさみた…

「艦これ白書 -艦隊これくしょん オフィシャルブック-」

印刷クオリティの画像からゲームの画像に落とし込まれる際に、かなりのディテールが剥がれ落ちていることがよくワカる。ゲーム画面だと?と感じる部分も、イラスト時点だと違和感がなかったりする。例えば由良の顔の色とか、ちとちよ改二の表情とか。 艦これ…

菅野マナミ「ひまわりさん」4巻

ひまわりさんに外れなし。 自分のひまわりさん好きな気持ちをちゃんと分析して説明できるまつりはベネ。 日常的にまつりの好意を浴びせ続けられているひまわりさんはほとんどゴッドだが、これまつりが居なくなったらひまわりさんはさみしいさみしい病にかか…

Model Graphix (モデルグラフィックス) 2013年 12月号の艦これ特集はベネ

音速だいぶ遅いですがこれの巻頭の艦これ特集(40ページくらいあります)は読み応え見応え共に充分で艦これファンの人には実際オススメでありベネ。なんというか、好きな人が書いてるんダナーというのがひしひしと伝わる。後ろの方の彩雲は艦これ特集に入れ…

佐島勤「魔法科高校の劣等生」(12) ダブルセブン編

七宝くん魅力なさすぎィ! そのくせ描写の量は多いので、割りを食ってる感じでこの巻通しての印象がパッとしない。文庫版で追加されてる周さんのパートもパッとしないし(この巻だけじゃなく、既存の巻全てそうだと想う)、この作者本当に魅力ある敵方書けな…

「魔法科高校の劣等生」アニメ化発表

アニメ「魔法科高校の劣等生」 『魔法科高校の劣等生』がアニメ化決定! メインキャストやスタッフなども明らかに 文庫がかなり売れているみたいだったから時間の問題という気はしていた。まー普通に考えて大きく外すことはないだろうから、実妹ヒロインアニ…

入間人間「安達としまむら」2巻

ンモー、安達ちゃんったら、しまむらちゃんのこと好きすぎー!(ガッチャマンクラウズのODの声でお読みください) って感じの内容です。 明らかに挙動不審な安達を見て、大丈夫かなと心配に思っているしまむらが面白い。それでも一応、心の距離を置いている…

Koi「ご注文はうさぎですか?」2巻

この手のきらら4コマまんが単行本は目次が巻頭のカラーページに割当たっていることが多く、せっかくのカラーページが無駄ダナーと思うものが多いのだが、この本の目次はカバー裏に記載されており、カラーページはイラストとまんがになっている。実際カシコイ…

電撃文庫マガジンvol.32に「安達としまむら」の短篇が掲載されている

vol.31で「了」で〆られててこれで終わりなのかと思っていたら、あっさり続いていた。 今回は「アダチズQ」だ。安達がもんもんとする話。いつもどおりともいう。この調子なら二巻まで出そうである。今回の〆は「多分つづく。」たぶんて。 おまけに「肉屋来…

高田慎一郎「少女政府 ベルガモット・ドミニオンズ」1巻

プレジデンテことななこさんと官房長官ことソフィアさんがイチャイチャしてて幾分にベネ。その調子で頼む。 あと、最後のほうでいきなりお色気シーンが出てきた驚いた。そういうまんがだったのか。少女政府 ベルガモット・ドミニオンズ1 (メテオCOMICS)作者:…

電撃文庫マガジン 2013年05月号(Vol.31)に「安達としまむら」の短篇が載っている

今回は入間人間「安達としまむら」の新作短篇「しまむら ジムへ行く」が載っている。 (これは「制服ピンポン」、「未来フィッシング」、「安達クエスチョン」の続きのお話です) という説明書きがあるが、正確な時系列はようわからん。この前出た文庫の続き…

まな「特装版 THE IDOLM@STER 1」のCD

全ての曲に共通している特徴 音圧低すぎ 低音出ていなさすぎ 高音キンキンしすぎ ただ音質自体は死んでる感じではないのでみんな頑張って加工しよう(しよう) 演奏はもう本当にカラオケっぽい音でまだTHE IDOLM@STER Break! 3rdのCDの方がまだ似せようとい…

ニンジャスレイヤー ネオサイタマ炎上 4巻 購入特典オーディオドラマ「べイン・オブ・サーペント」

なんというか、予期していたよりずっとよかった。ナレーションの人がいてスゴイ量の地の文を読んでいる。これは実際、大変な仕事ですよ。「ハマチ粉末に違法なブリ粉末を」とかナレーションしていますよ。唐突に「コワイ!」とか言ってますよ。 ナンシー=サ…

渡航「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。7 ドラマCD付き限定特装版」

戸部くんの恋バナである。誰だっけそれ?ってくらいにどうでもいい話でテンション下がってきた‥‥((イチロー))。舞台になる修学旅行の京都話も特に工夫を感じるわけでもなくありきたり過ぎィ。このシリーズは出来に波がありますね‥‥。 ニンジャスレイヤー…

速水螺旋人「靴ずれ戦線 2」

二巻で終わってしまった。せっかく時系列カットアップなのだから、あと一冊分くらいは続けていて欲しかった。ナージャさんとワーシェンカのラブラブ珍道中やロシアの変な神話的いきものとかをもっと見たかった。 最終話の衝撃的な展開に三回くらい衝撃を受け…

入間人間「安達としまむら」

髪が黒い方が安達、茶色いほうがしまむら。二人の間の空気ややりとり、微妙に変化し続ける関係が繊細に丹念に書かれる。ここ数年来の女子同士ものラノベの中で抜群にいい。一番いい。感情の動きを丁寧に書くということで、充分なドラマが成立している。こう…

三上延「ビブリア古書堂の事件手帖」TVドラマ化について作者のコメント(電撃文庫マガジンVol.29掲載)

――TVドラマ化が決定しましたが、最初聞かれた時どう思いましたか? 三上:映像化の可能性については以前から伺っていたので、あまり驚きはしませんでした。とにかく原作者は原作を書くことが最優先ですから、周囲に流されずに4巻の執筆に集中しようと思いま…

田中ロミオ「人類は衰退しました 8」

最後まで行くと面白かったと思うけど、前半が冗長でややかったるい。単行本半分分くらいのネタを膨らまして一冊分にしたような感じ‥‥。本来、次巻でやる内容含めて一冊分だったのではなかろうか。 しかしまさか主人公がアレするとは。ラノベ主人公初じゃない…

石黒正数「外天楼」

桜場刑事の警視庁コートがかっこいい。外天楼 (KCデラックス)作者: 石黒正数出版社/メーカー: 講談社発売日: 2011/10/21メディア: コミック購入: 34人 クリック: 529回この商品を含むブログ (149件) を見る

道満晴明「ヴォイニッチホテル 2」

ニッケルオデオンと同時に出るとか、スゴイ時代になったでしょう。 エンジンがかかってきたのか、話が進みよりきな臭くなってきた。人もどんどん死ぬ。人でないのもいるが。話はまとまってきたようでいて、焦点を定まらせない。 一巻でジャブのように散りば…

道満晴明「ニッケルオデオン 緑」

ギャグとシリアスに激しく振れる、一話8ページの切れ味良い短篇集。 この切れ味は本当に素晴らしく名工の鍛えたカタナのようであり、「ワオ‥‥、ゼン‥‥」とか「ブッダ‥‥」とかとかそんな曖昧な感想しか出てこない。悪魔の話の小気味よさ、冒頭の伏見の話のま…

星野茂樹、石井さだよし「解体屋ゲン 2 ゲンさん大奮闘編」

コンビニコミック版解体屋ゲンの二巻。 爆破解体をネタにしたちょっといい人情話だらけで脳味噌がいい感じに溶けてくる。 呪い岩の話はむっちゃ荒っぽくてビックリだよ。解体屋ゲン 2(ゲンさん大奮闘編 (芳文社マイパルコミックス)作者: 星野茂樹,石井さだよ…

ブラッドレー・ボンド、フィリップ・N・モーゼズ「ニンジャスレイヤー ネオサイタマ炎上3」

通勤の帰りに読んでいたのだが一週間くらいかかった。500ページ以上あるので無理もないか。カバーを付けずに持ち運び読んでいたせいか、表紙のロゴの金箔押しが剥がれて手にキラキラがつくようになった。人体に安全なのだろうか、これは。 収録されているお…

川岸殴魚「人生」第4章

前から思っていたのだが、このシリーズで一番いい女は二階堂綾香だと思う。メガネ赤松はイトコどのには興味ないの? 最初の方の綾香の挿絵で特に意味もなくぱんつ見えてて恐れおののいた。人生 (第4章) (ガガガ文庫)作者: 川岸殴魚,ななせめるち出版社/メー…

しのづかあつと「ストライクウィッチーズ 片翼の魔女たち」1巻

リーネのお姉ちゃんが主役の外伝的内容。501の人も少しだけ登場する。この手のコミカライズの中ではかなり良い出来で理想的だとおもう。 作画上手い、カワイイ、丁寧で荒れない 風呂(頻度高)、チキビ(IP)、パンツ(ズボン) 別にいやらしい話ではないの…

平野耕太「大同人物語」

私はお前たちよりも圧倒的に「万能」に近く、いつでもお前たちを潰せる 私の手はお前たちより長く、貴様らは虎視眈々と私の「鎧」の隙間を狙っているのだろうが 私はお前たちを「鎧」ごと粉砕するぞ 大同人物語は一巻しか出てないのにみんな内容を知っている…