佐島勤「魔法科高校の劣等生」 (13) スティープルチェース編
一年生の時の九校戦はあんなに盛り上がってたのに。今回のこの二年生版はほとんど九校戦の描写もなく、あっさり駆け足でオワタ。そうでなくても話として盛り上がりに欠けており、薄味で物足りない。前半ちまちま話進んでいたのと、後半大会するバランスが取れていない。
また、前巻での大ピックアップが不評だったせいか(そうでないかもしれないが)七宝くんの出番はほぼ壊滅した。途中まで九校戦に来ていないものだと思っていたからね。それくらい存在感がない。まあいいことだと思います。あの人ウザくて魅力ないし‥‥。
深雪さんはどうだろう。まあ相変わらずというか、お兄様と同衾してたりした。でもそんなに活躍してる印象ないなー。
なんというか全体的に練りこまれていない印象で、これで作者新シリーズとか開始しちゃって大丈夫なのかなと思います。
魔法科高校の劣等生 (13) スティープルチェース編 (電撃文庫)
- 作者: 佐島勤,石田可奈
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2014/04/10
- メディア: 文庫
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