田中ロミオ「人類は衰退しました」5巻
二本立て。前半はき、寄宿舎ものになってやがる‥‥。しかもすごく面白いし。ロミオ本物過ぎる。2010年このロミオがすごい!にノミネートされるのは確実だと思われる。以前から存在がちらほら示唆されていたYが出てくる。「わたし」はもっと<巻き毛>に優しくすべきだと思った。このネタだけで一冊やってくれてもよかったのに。
後半のゲームネタは前半と打って変わっていつもの調子のライトな方のノベルだがネタとか絵がいちいちこまけー。
コミカライズされるらしく巻末に広告が載っているが絵がびみょうというか似ても似付かぬ。つーか、去年まるまる一冊も出なかったのか。もっと書いてくれロミオ。折り込みチラシにあった文章。
インドア生活も長いと物質が話しかけてくるようになる。ドアノブ、お前が俺をそんな風に思っていたとは。
ロミオ、お前は俺の‥‥。
- 作者: 田中ロミオ,山崎透
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2010/01/19
- メディア: 文庫
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