川岸殴魚「ながれで侵攻!! 邪神大沼」3巻
美しい侵攻の‥‥邪神の流れだったぜえ。謝謝、謝謝邪神大沼‥‥。
花引きネタだけではあんまりなので、内容を紹介する。
今回の舞台はT尾である。遠征で侵攻である。遠足である。P76、117
「T尾を東京と思わんことですな。あそこは秘境じゃて。うっそうと茂る木々、厳しい山々はいまだ人々の侵入を拒み続けている。原始時代のそれと少しも変わっておりませんのじゃ」
「T尾が東京都か否か、それは我が主、邪神大沼が決める。さあかかってきなさい。田舎者ども!」
今回の邪神は若干のLOVE寄せされてもいるぞ。P183, 207
「恋心?」
「基本的には大嫌いなんだけど、逆に嫌いって形でその人のことを意識してる自分に驚く。そんな感じなんだ」
恋ト友情ノ狭間デ揺レ動ク、俺ノ心
個人的には、通勤中読んでいて、アネコージのルールあたりでひどく笑いました。不気味なサラリーマンである。
表紙折り返しの部分に作者と絵描きのコメントが載っているのだが、この絵描き(Ixy)のコメントが自由すぎておかしい。こういうところでこんなに自由なコメントを見たのは、邪神二巻以来である。
それにしても、表紙のイラストと本編との関連性がないぜ。牛も件もいません。
- 作者: 川岸殴魚,Ixy
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2010/02/18
- メディア: 文庫
- 購入: 4人 クリック: 28回
- この商品を含むブログ (17件) を見る