ユキヲ「武蔵野線の姉妹」3巻

二巻の頃の絵は目がまんまるになっちまったよJOJO〜ッッって感じで正直アカンかったのですが、三巻になると絵描きの自動補正機能が働いたのかそんなに悪くなかった。表紙とかよいです。なかなかやりますね。
プッシュされているのかそうでないのかよくわからないが（そもそも売れてるのかこのまんが）実写映画化だそうで。このまんがの何を映画化するのか疑問だが、一番悩んでいるのは作者氏と思われる。
とりたててストーリーの流れもないのだが、今回は親（いたのか）が唐突に出てきたり縁談持って来たりして次巻に話が続いたりしている。働いたらセレブニートというウリが失われる‥‥。あと、加入以来ひたすら影が薄かった藤堂氏がちょっと活躍する。微妙に。
グミとかガムとか、たまにちょっといい話があります。
巻末の登場人物紹介のオタク二人組の記述で、「どんなときも二人でいるので仲を怪しまれている」とか「（普段は温厚だが) 割れ厨を見ると烈火のごとく怒る」という記述がツボに入り、激しく笑ってしまった。ユキヲ先生のうすい本には割れ厨に対する呪詛が書かれている‥‥。
イメチェンしたまんが家先生は、要するにレズなんでしょうか。

武蔵野線の姉妹 ? (フレックスコミックス)