西尾維新「きみとぼくの壊れた世界」
終盤に向けて加速するガッカリ感(ガッカリ感って硬い言葉でいうと失望感だよな)。
この世界の警察はガキの使いなのだろうか。死亡推定時刻と死因と状況考えれば隠蔽とかありえねーだろうよ‥‥。そっちに強力なコネがあってもみ消してるとかならまだわかるが。壊れた世界だから警察も壊れてるのか?
作中でさんざんミステリーがどうとか偉そうなこといってたのにこの体たらく、という別方面からのガッカリもある。
これは推理ものとかミステリーが主題でないのでこれでいいとかいう話があるかもしれないが、だとしたら中途半端な要素はばっさり捨てて書き直すべきだと思う。
- 作者: 西尾維新,TAGRO
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2003/11/08
- メディア: 新書
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