魔法少女まどか☆マギカ #12「わたしの、最高の友達」(最終話)

ネタバレ

  • 誰も知らない―――この星の歴史が魔法少女によって紡がれてきたことを! 麻雀で総理大臣決めてるくらいに知られていない。ほむらさんの涙は美しい。
  • 新世界の神になる!(意訳)。
  • マミーン! マミさん登場。マミさんにケーキはよく似合う。手づかみでケーキを食う杏子。育ちが悪い。例のデスノート(仮)を受け取るまどか。
  • 変身(事後)。最後までOPの変身シーンやらないとは。まんまと騙されたYO.
  • 上方に弓をつがえぶっぱするまどか。世界に干渉を開始する。ってゆーか、いくらまどかのパワーがA(超スゴイ)とは言え、本当に神様を具象化するインキュベーターがヤバい。神様を作れるのは神様だけじゃないのか。エントロピープル的な異星人ではなく霊的な存在と考えたほうが納得行くんですけど。そういやキュゥべえも偏在気味だった。
  • サルバンの破砕日。じゃなくてワルプルギスの夜は魔女の集合体のようだがまどかパワーで崩壊する。
  • 月の砂漠。虚無からほむらに語りかけるキュゥべえ。やっぱこいつ神様の類では。とーぜんだよね☆ 何故かここで出てくる#01のヒゲ使い魔アンソニー。まどか第二フォームによるスペースまどかアローぶっぱ。まどかの魔法は己を再帰的に救済する。
  • 状況は宇宙的である。霊的に進化し概念となったまどかの世界に驚異的な頑張りを見せ追従するほむら。あンたどンだけまどか好きなのよ。まどかさん顔が近い。ハアハアしてメソメソするほむら。ここまでやって「友達」かあという気が。まどかのリボンを託されるほむら。
  • 上條とさやか(とまどか)登場。なかったコトにして。これでいいのだ。つーかさやか不遇すぎてヤバい。#11の葬式の次はこれかよ。YU-NOでなんとか重力の半径に囚われて絶対に死んじゃう先生みたいなものか。「時間は可逆、歴史は不可逆」ああ、剣乃ちゃんは偉大であった。
  • 話は戻って問題は、緑ことひとみの魅力がさっぱり伝わってこなかったことと、上條くんが取った態度の不可解さの理由が結局さっぱりワカらなかったことか。
  • 「行ってしまったわ。円環の理に導かれて‥‥」出た!マミさんのちょっとオサレ言語。円環の理=まどかであり、魔法少女が力尽きたとき黄泉に送る存在である。それがまどかの概念であり新しい規範である。杏子→さやかは最後まで一方通行感がどうもなー。追記:円環=まどか 理=マギカというナイスな意見があり感心したが結局のところあれはまどかの魔法によって達成させられているシステムであるからそれでいい気がする。なによりカッコイイ(マミさん的に)
  • ほむらリボンに異様な興味を示すまどか母。
  • もはや便器のような扱いであるキュゥべえ。フタが開くし。ゴミを流すし。魔獣死すべし。魔獣は頭部がテクノっぽい行者。武器が弓になってたり白い羽を使ったりするほむら。
  • OPテーマ。(作画監督谷口淳一郎、高橋美香)
  • さあよく分からないCパート。唐突に驚愕の曠野である。巨大化するテクノ行者たち。ほむらの羽は黒く魔女的になり、まどかの声を耳にする。画面を埋め尽くす魔女エフェクト。まどかの声が聞こえるということは、ほむらは魔女化寸前でありこれにて終了ということ? まぁ死ぬときにはまどかに会えるわけだが‥‥。そもそもほむらの願いから産まれたこの話がほむら退場で終わるというのは理にかなっている。けどちょっとひどい。
  • 魔法少女まどか☆マギカ #12 魔法少女たちのシルエット魔法少女たちのシルエット。PUELLA MAGI MADOKA MAGIKA OSHIMAI
  • エンドカードはウメ先生。

一回目見たトキはちょっとPOWAAAANってなったけど見返したらようやく自分の中で消化出来た気がする。まどかとほむらがブッチギリ主人公ヒロイン過ぎて他の人はちと割を食った印象。こうまでほむまど押しされるとマミさん(マミまど派)の立場がないよ。
#03を見たときはあまりの悪趣味っぷりにこれは一体どうなることやらと怖いもの見たさみたいなものがあったが、思ってたよりずっと真っ当な〆だった。脚本はともかく、新房監督のこういうことやりたがる嗅覚と言うか野心みたいなものはちとヤバい。総じて、徹底して男がいない話だった。唯一出てきたと言っていい上條は空っぽだった。女子が女子のために戦う話。これは新房監督の趣味なのだろうか。時代の要請?