三上延「ビブリア古書堂の事件手帖 栞子さんと奇妙な客人たち」

♪ビブリーーーアーーー、アーーー!
デイトナUSAデイトナをビブリアに変えるとビブリア古書堂のテーマソングになる。これ豆知識な(挨拶)
MW文庫の救世主。連作短編のような構成になっており、その各々が本にまつわるちょっとイイ話。かと思ってたらそれだけでもなくミステリ風でもある。実際どれも面白いので、認知度上がったらたくさん売れるのも道理であろう。これを読むと、古本屋がどれだけ危険な職業かよくワカりますね‥‥。
表紙イラストも装丁もオサレである。拍子に栞子さんが描かれているからラノベ(キリッ)と言いたいところだが、どうも一般向け層に売れているようだ。
主人公は、プー太郎のごついあんちゃんであるが、読子さん、じゃなくて栞子さんは本DAISUKIであり、胸も大きい。しかし、なんで妹はあんなに似ていないんだろうか。伏線か何かだったりするのか。
つい最近二巻が出てきたようなので、そちらもそのうちに読む。