川口士「星図詠のリーナ」

これはよい一迅社文庫。そしてよいラノベであり正当派ファンタジーでござる。ペンギン様といい一迅社文庫あなどれぬ。咲の話題で盛り上がってるだけじゃなかった。と思ったが、これ咲の放送前に書かれた本だった。
話の概要と登場人物は上の紹介ページ参照。姫様(地図マニア)、侍従(メイド)、騎士(ジジイ)、傭兵(傭兵)。変わり種だがバランスのよいパーティである。なお、紹介ページだと傭兵が一番に来ているが主人公は姫様でござる。姫様がマッピングしつつインディージョーンズする話。姫様が適度に賢明なので話がよどみなくまた嫌みもない。そして、ジジイ。メインを張るわけではないがそれなりに役立つジジイ。こういうキャラ、嫌いじゃない‥‥。
一迅社文庫編集補正なのか、よく、わからないが‥‥。侍従メイドのサラさんが姫様と良い感じで戯れておりベネ。二人は深い結びつきのある幼なじみであり、いちゃいちゃする雰囲気がとてもいい。サラさんは姫様に一生添い遂げるパワーに溢れておる。また、武闘面でも活躍する。姫様のピンチに駆けつけてカンフーする姿はまさにヒーロー。一緒に風呂入ってちち揉んだり同衾したりもする。
リーナ王女の旅はまだ始まったばかりだぜ!って感じで冒頭に白地図が鎮座しているので、これを全部埋める勢いで全15巻くらい続けて欲しい。王女とサラさんが、いちゃいちゃしながらさ‥‥。傭兵くんとは‥‥、使役しつつ適当に距離を取ってさ‥‥。

星図詠のリーナ (一迅社文庫)

星図詠のリーナ (一迅社文庫)