川口士「星図詠のリーナ」2巻

  • 1巻 一巻分のミッションの成果が冒頭の白地図に記入されておるよ。

今度の課題は難民問題である。やたら難題だ。持ち前の測量と地図テクでずばっと解決(を期待されているん)だぜ。問題やフォーカスの当て方が普通のラノベと違うので面白い。更に、エルフが出てきてトンチキな言動をしたりする。そして、待望のあのジジイが‥‥。と云う訳で、今回もおおいに楽しめました。
落ち込んだりもするけれど、基本的にリーナさんは善性の人で賢い王女様なので読んでて安心できる。今回やたら脱いでるシーンが多い気もする。ヌーディストビーチさいっこう!
侍従のサラさんは相変わらず膝枕とか姫様のお世話とラブに余念がないのでベネ。しかし、うかうかしてると、ダールくんに姫様取られますよ‥‥。昔の師匠の話とか、ジジイ分も豊富だ(作者の趣味なのだろうか)。割とガンバっているダールくんですが、病状が進行するとクリスタルボーイみたいな感じになるのだろうか。それはそれで楽しみですね(ひどい)。
さて、後書き。

「リーナとサラが同じベッドで寝こけているこのシーンですが」
「はい。これも力作です」
「削りましょう」
「わかりました」

T澤さン、そこ、一番重要な所だと思うンですよ‥‥。P71あたりの描写っぽいが。もったいないお化けがでますよ本気(マジ)で。あと、そろそろ、パルヴィ姉さんにカラーイラストを付けてあげてつかあさい。
追記::

星図詠のリーナ (2) (一迅社文庫)

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