大泉りか「セク研!」2巻
ガガガ文庫発、ソフィスティケイトされた(されてないかも)レズえろラノベ第二段である。今回は三本立てであり、目次を読んだ時点で早くもがっかりするシステムである。これの二巻を読む人なんてレズエロラブコメ好きしか居ないと思うのだが。義経パートは誰得なのか。英語で言うdaretoku. 地獄の業火に焼かれて滅びるべきである。
一本目と二本目は相変わらずでベネ。でも藍斗さんは、一巻の最後のころから進捗がだいぶ退行というかデグレードしてるような気がする。いまさらそこで悩むのかという感じで。強すぎる思慕に思い悩むのはいいことである。
あと二本目のメイドさんは肝心なところで踏み止まらずいただくべきだったと思う。女子同士なのでノーカンだよ。それとも、ガガガ的にNGなんだろうか。申し訳ないが下の方はNGって感じで。
後書きには近いうちにあいましょうと書かれておりそのうち続巻が出る見込みのようである。不純物が混入したとはいえレズえろラノベなんぞ業界にこれしかないワンアンドオンリーなので、続きにも期待せざるを得ない。
挿絵は前巻に引き続き無闇に破廉恥なので公共の場での読書はいささか気遅れするケースもある。
- 作者: 大泉りか,相音うしお
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2010/10/19
- メディア: 文庫
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