「魔法少女まどか☆マギカ公式ガイドブック you are not alone.」

今更だが読んだ。なかなか内容が濃く面白い。まどマギ好きなら値段分は楽しめるであろう。読んでいて、見ていた当時を懐かしく思い出した。今年のことだがだいぶ昔のように感じる。
杏子の版権絵が少なくて驚く。ただでさえ版権絵が少ないのと、最初から露出していないキャラだからであるが。
スタッフへのインタビューが色々掲載されているのだが、企画・シナリオ側と作画側でだいぶテンションに差があり興味深い。企画側はヒットしたのでもちろん大喜びしてるが、作画側はいまいちな反応だ。確かに作画はそんなにぱっとしないことが多かった気がする。版権絵も絵柄がバラバラだし。どうもキャラデザが多忙で実際の作画の現場に介入困難だったようで、ここらへんは調整ミスっぽいのう。そんな中で、アクション作監の二人はやたらテンションが高くておかしい。ひたすらデザートイーグルのディテール修正してたとか、好きな銃器をたくさん出せたので満足だとか、趣味に走り過ぎである。
主演二人のインタビューも面白い。監督からの「メガネ着用要請」があったとは。
また、まどかパパが顔キャスト(キャラと声優の顔が似ているから選ばれること)であるらしい。しかもそれは基本らしい。ほんとかよ。飛田展男三木眞一郎にもインタビューしてほしかったところだ。何しゃべるか困ってしまいそうだが。
それにしても素晴らしい表紙である。ほむらさんはかなりレズっぽいと思うのだがみんなに支持されてアニメもヒットしたのでスゴイ。