雨野智晴「詠う少女の創楽譜5」

カップルコンテストでステージ上でいちゃいちゃしたり、往来でちゅー(しかも唇)したり、ピンチに駆けつけて助けてもらったり、じゅんちょうにメインヒロインへの道を歩みつつある明日香さんであった(実妹)。
現在進行中のラノベシリーズで最も本気というか近親相姦度の高いシリーズである。魔法科も相当だが、さすがに口にちゅーはしないし‥‥。あっちの深雪さんは明日香よりもだいぶ慎み深い。
この主人公のタケルさんは、妹に好意を告げられていちゃいちゃとまといつかれても、嫌だとか困ったとか論外だとか言わず「そうだなあ俺も好きだなあ」みたいなことを考えている好漢である。それどころか、妹だから全部好きだとか相性がいいとかノベている。スゴイ。兄の鑑といえる。
この巻で明日香ルートに乗った感があるというか、本来ヒロイン枠のはずの花穂が存在感うす過ぎで相対的に明日香が強キャラになっている。あとはシルヴィとその姉の出番がそこそこ。学園長も出番が多かったが、この人は基本的に事態進行のためのキャラのようだ。